基本の炊飯器米粉パン〜もっとふんわり版

Memo

ドライイースト使用の場合の基本のレシピです。
白神こだま酵母使用の場合は、大さじ1のぬるま湯に小さじ1の酵母を振りいれ5分おき、混ぜて溶かしたものを使用してください。

レシピは5.5合炊きの分量です。
1升炊きの場合は全ての材料を1.5〜2倍に、3合炊きの場合は全ての材料を1/2〜2/3に変更して作って下さい。

Q&Aのページによくある質問をまとめています。はじめて作る方は是非ご覧下さい。

材料(5.5合炊き1斤分)

【A】
・製菓用米粉:250g (推奨米粉はこちらを参照
・インスタントドライイースト:小さじ1
・砂糖:大さじ2
・塩:小さじ3/4
・植物油:大さじ1

【B】
・水:300cc
・片栗粉:小さじ2



作り方

1、とろみ水を作る。鍋にBの材料を入れ木べら等で混ぜながら火にかける。軽く沸騰したら火から下ろす。そのまま人肌に冷ます(急ぐ場合はなべ底に氷水を当てて混ぜればすぐに冷める)。

2、Aの材料すべてと、1のとろみ水(人肌温度)を「適量」ボールに入れ、ゴムべらで混ぜる。
★はじめはとろみ水を200g弱程度入れて様子を見る。生地ははじめ粘土のように固いが、2〜3分混ぜていると生地が柔らかくなってくる。そこから少しずつとろみ水を足して、ホットケーキ生地の固さを目安に固さを調整する。

3、炊飯器のお釜に生地を入れ、2倍弱まで発酵させる。
★発酵機能のある炊飯器の場合:そちらを利用。
★温度設定機能のある炊飯器の場合:35度に設定。
★上記のような機能のない炊飯器の場合:お釜がほんのり温かくなるまで「保温」(約5分/室温やお釜の厚さで大きく差が出るので注意)し、その後電源を切りそのまま放置。発酵中お釜を触ってみて温度が下がっているようなら途中で保温キーを再度押し、庫内の温度が35度前後になるようキープする。

★生地は最初は1合のあたりだと思います。2合の2mm下ぐらいまでの上昇が目安です。

★発酵時間は30〜40分前後ですが、季節や室温によって大きく差が出ます。

4、炊飯キーを押す。ピーっと鳴ったらできあがり。すぐにあみなどの上に取り出し冷ます。
★焼き上がりの確認方法:炊飯が終了したら中心に竹串を刺してみます。焼けていても竹串には生地がついてきます。多少湿っぽい感じの生地の場合なら大丈夫です。液体っぽい場合はまだ焼けていないので、炊飯キーをもう一度押して下さい。
★「浸し」機能のある炊飯器の場合は「浸し」機能を解除してから炊飯してください。
焼き上がり。表面は白く、お餅のようですが・・・   ひっくり返すとこのように焼き色がついて、カンパーニュのような感じです。


補足

夏場の発酵について
夏場(特に室温25度以上の時)の発酵は非常に注意が必要です。油断するとすぐに過発酵になってしまいます。
過発酵を防ぐためには、炊飯器の発酵機能、温度設定機能、保温キーなどは一切使わず、炊飯器にお釜をセットしたらそのままふたをし、放置します(時間は室温により大きく差が出ますが、だいたい20〜50分くらい)。
また、夏場は2倍弱まで発酵させると過発酵になるので、必ず1.5倍程度の発酵にとどめます。
汗ばむほどの気温の場合は、ドライイーストを小さじ1/2に減らすとさらに安心です。

使用する米粉によっては、パンができないものもあります。
できるだけ推奨の米粉を使ってください。
  比較的入手しやすい、炊飯器米粉パンにおすすめの米粉です。
この米粉の場合は、粉250gに対してとろみ水は210gが目安です。

扱いやすく、香りの良いドライイーストです。私はいつもこの赤ラベルで炊飯器米粉パンを作っています。