基本の炊飯器米粉パン(ドライイースト編)

Memo

ドライイースト使用の場合の基本のレシピです。
白神こだま酵母使用の場合はこちらをご覧下さい。
このレシピは「マイベイクフラワー」という米粉でふんわりできますが、その他の米粉では厳しい面があります。
マイベイクフラワー以外の米粉を使う場合は、こちらのレシピをどうぞ。

レシピは5.5合炊きの分量です。
1升炊きの場合は全ての材料を1.5〜2倍に、3合炊きの場合は全ての材料を1/2〜2/3に変更して作って下さい。

Q&Aのページによくある質問をまとめています。はじめて作る方は是非ご覧下さい。

材料(5.5合炊き1斤分)

・製菓用米粉:250g(マイベイクフラワー 推奨)
・インスタントドライイースト:小さじ1
・砂糖:大さじ2
・塩:小さじ3/4
・植物油:大さじ1
・ぬるま湯(人肌程度/35度前後):230g


作り方

1、材料を全てボールに入れ、ゴムべらでしっかり混ぜる。約2分。

2、炊飯器にセットし、2倍弱になるまで発酵させる。
★発酵機能のある炊飯器の場合:そちらを利用。
★温度設定機能のある炊飯器の場合:35度に設定。
★上記のような機能のない炊飯器の場合:お釜がほんのり温かくなるまで「保温」(約5分/室温やお釜の厚さで大きく差が出るので注意)し、その後電源を切りそのまま放置。発酵中お釜を触ってみて温度が下がっているようなら途中で保温キーを再度押し、庫内の温度が35度前後になるようキープする。

★生地ははじめ1合の水加減の位置ぐらいだと思います。2合の目盛りの少し下まで発酵させるのが目安です。

★発酵時間は30分前後ですが、季節や室温によって大きく差が出ます。

3、炊飯キーを押す。ピーっと鳴ったらできあがり。すぐにあみなどの上に取り出し冷ます。
★焼き上がりの確認方法:炊飯が終了したら中心に竹串を刺してみます。焼けていても竹串には生地がついてきます。多少湿っぽい感じの生地の場合なら大丈夫です。液体っぽい場合はまだ焼けていないので、炊飯キーをもう一度押して下さい。
焼き上がり。表面は白く、お餅のようですが・・・   ひっくり返すとこのように焼き色がついて、カンパーニュのような感じです。


補足

夏場の発酵について
夏場(特に室温25度以上の時)の発酵は非常に注意が必要です。油断するとすぐに過発酵になってしまいます。
過発酵を防ぐためには、炊飯器の発酵機能、温度設定機能、保温キーなどは一切使わず、炊飯器にお釜をセットしたらそのままふたをし、放置します(時間は室温により大きく差が出ますが、だいたい20〜50分くらい)。
また、夏場は2倍弱まで発酵させると過発酵になるので、必ず1.5〜1.7倍程度の発酵にとどめます。
汗ばむほどの気温の場合は、ドライイーストを小さじ1/2に減らすとさらに安心です。

マイベイクフラワー以外の製菓用米粉を使う場合の注意事項
「とろみ水」を使うこちらのレシピのほうが、失敗が少なくふんわりできます。
あえてこのレシピで作る場合は、発酵は1.5倍程度にしたほうが無難な場合が多いです。2倍弱まで発酵させると、過発酵によりキメが荒くなりがちです。
米粉によって水分量の調整が必要になります。粉と水分が充分なじむまで(約2分)生地を混ぜてから、ホットケーキの生地の固さを目安に、水分量を10gずつ足して様子を見て下さい。
ドライイーストよりも白神こだま酵母のほうが、若干過発酵の失敗が少ない傾向があります。
  炊飯器米粉パンにおすすめ第1位の米粉です。他の米粉ではふんわりできないことが多いです。アルファ化した米粉を配合しているそうで独特の粘りがあり、米粉100%とは思えないふんわりパンが可能です。甘みがあっておいしくって、素晴らしい米粉です!

扱いやすく、香りの良いドライイーストです。私はいつもこの赤ラベルで炊飯器米粉パンを作っています。